診療案内

Medical

予防・健康診断

年間予防スケジュール

年間予防スケジュール

犬の予防について

ワクチン接種

混合ワクチン

子犬は生後60日目、90日目、そして120日目の3回接種。
成犬は毎年1回接種。

※当院では次回ワクチン接種をおハガキでお知らせしています。

狂犬病ワクチン

毎年春(4月~6月)に接種します。最初の年だけ登録し、翌年からは予防注射の年1回接種。

フィラリア(犬糸状虫症)予防

毎年3~4月に血液検査を行います。
血液検査で異常がなかった場合、フィラリア予防に入ります。

4月~11月まで月末に1回お薬を飲ませるか、1年に1度の注射をします。

1年に1度の注射は成犬になってから実施可能です。
また、この場合毎年のフィラリア血液検査は必要なくなります。

ノミダニ予防

現在、ダニを介して人にも感染する病気(重症熱性血小板減少症候群:SFTS)が静岡でも発生しているため、通年予防を推奨しています。

暖かい時期に外に出ると、どうしてもノミ・ダニがついてしまいます。ノミがつくと皮膚病を起こしたり、条虫(お腹の寄生虫)が入る原因になります。

3~4週に1度背中に予防薬を塗るだけで完全に予防できます。

現在は内服薬でノミ・ダニ・フィラリアを一度で予防できるお薬があります。

その他の予防

耳の中に毛が生えやすい犬種(シーズー、プードル、テリアなど)は、こまめに毛を抜くようにして外耳炎の予防に努めましょう

通常6~7ヶ月で乳歯は抜けますが、10カ月経過しても乳歯が残っている場合には病院で抜歯が必要になります。
最低限1年以内には処置をしておきましょう。
また、歯石は2~3年でつきだしますので定期的な歯石除去が必要になります。

最近は色々な歯のケア方法がありますので、当院にご相談ください。

肛門腺

1ヶ月に1度は肛門腺を絞ってください。肛門腺がたまると皮膚にかゆみをおぼえたり、お尻をこすったりします。

貯まりやすい子は時に、月に2~3回絞らないといけないこともあります。
これを怠ると肛門腺が化膿し、破裂することがあります。

猫の予防について

ワクチン接種

3種混合ワクチン

猫鼻気管炎、猫カリシウイルス感染症、猫汎白血球減少症

5種混合ワクチン

猫鼻気管炎、猫カリシウイルス感染症(2種類)、猫汎白血球減少症、猫白血病ウイルス

猫エイズウイルスワクチン

猫エイズウイルスワクチンは生後60日、90日、120日の3回接種します。
その後は他のワクチン同様年に1回の接種です。

※当院では次回ワクチン接種をおハガキでお知らせしています。

フィラリア・ノミ・ダニ予防

ノミ・ダニは寄生して血を吸うだけではなく、感染症やアレルギーの原因にもなります。

月に1度首元への滴下薬を投与してください。(3月~11月頃、生活環境によっては通年)

また近年、ワンちゃん猫ちゃんにつくダニを介して人へと感染する重篤な病気(SFTS)が知られるようになっています。

SFTS(重症熱性血小板減少症候群)とは・・・
SFTS(重症熱性血小板減少症候群)は、2011年に初めて特定された新しい感染症です。
SFTSウイルスを保有するマダニに咬まれたり、マダニに咬まれて感染した動物の体液などから感染します。
感染すると死亡することもある非常に怖い病気です。

詳細は受付もしくは診察時にお申し付けください。

寄生虫の検査と駆除

特に外に出ている猫ちゃんは検便で寄生虫が検出されることがあります。
定期的な検便をおすすめします。

また、下痢や嘔吐などの症状がある場合も色々な寄生虫が関与していることがあります。
検便により寄生虫が検出された場合には注射や飲み薬で駆虫します。

予防対象となる寄生虫により予防薬は異なります。
詳細は診察時にお聞きください。

その他の予防

耳 : 耳も皮膚の一部です。汚れや外耳炎などの症状がでますので、定期的にチェックして汚れやニオイがあるようなら病院で診察を受けましょう。
※耳の中に寄生する特殊なダニもいます。

歯 : 2~3年経つと歯石が溜まり、口臭が強くなることがあります。こうなると歯石の除去が必要になります。

歯石や歯周病予防には歯磨きが一番ですが、現在は歯石の沈着を予防する様々なアイテムが普及してきています。これらについてもご相談ください。

避妊・去勢

生後6か月を過ぎるころから発情が訪れます。猫ちゃんは放浪やケンカなどが多くなります。

雄猫は尿スプレーによるマーキング(臭いつけ)が始まります。

早期に手術を受けることで様々な疾患の発生率を軽減することが期待されます。
これらの手術は生後7ヶ月頃から受けることができますので、ご相談ください。

健康診断について

ヤマト動物病院では年に1~2回の健康診断を推奨しております。

ワンちゃん、猫ちゃんにとっての1年は人間に当てはめると4年~5年に相当します。

動物たちはなかなか弱った姿を見せませんので、気づいた時には病状が重篤化しているケースも多々あります。
当院は5歳以上のワンちゃん猫ちゃんに健康診断を特に強くオススメしております。

また若いうちから定期的に健康診断を受けることで、その子の健康な時の正常値がわかりますので、病気を早期に発見しやすくなります。
健康診断の受診を習慣づけましょう。
健康診断の内容については、ご相談ください。